毎度の外遊び仲間、ヒビキ親子と計画した、9泊10日「キャンピングカー親子旅 in 四国」。東京・有明からフェリーに乗ること約18時間、四国・徳島に到着すると、そこから一気に高知の仁淀川(によどがわ)を目指します!
今回のキャンピングカー親子旅のもう1つのテーマは「ワーケーション*1」。春から続く在宅勤務を踏まえ、ヒビキも私も今回の親子旅を通じて、今後のワーケーションの可能性に興味を持っていたんですね。
そんな中、四国に到着するやいなや緊急でヒビキに中途採用の最終面接アサイン相談の連絡が入ります。
他社の内定を持っている候補者の為、早急に最終面接を組みたい人事の意向を最優先した社長であるヒビキは、私が運転する移動中のキャンピングカーの後部座席にてオンラインでの最終面接を設定。
面接が始まると開口一番、「申し訳ないんですが、只今ワーケーション中でして、キャンピングカーの中から失礼します!」なんつって、
斬新すぎる!
想定の斜め上をいくシチュエーションから登場する社長、俺だったら完全にヤラれるで(笑)
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ところで、四国ってデカいんですよね!フェリーの港のある徳島市内から、高知の仁淀川流域のキャンプ場まで約200㎞。13時過ぎに港を出発した我々は、途中ランチや買い出しを済ませながら向かうと、現地に到着したのは17時過ぎに。
子ども達は移動の疲れを全く見せず、早速はしゃぎながら我先にと川遊びに向かいます!
透きとおる川の水と山の緑と青い空、そして夕暮れ差し迫るのどかな風景。昨日までの日常とは全く異なるその環境に、四国まではるばるやって来たことを改めて実感。
そして、この仁淀川沿いのキャンプ場を拠点に、しばらく流域での「川遊び」を開拓することとなったのでした。
高知県のほぼ中心を流れる仁淀川は、国交省が発表する「水質が最も良好な河川」に過去10年中7回選ばれたという素晴らしい清流。地元の方は、その美しい水の色を「仁淀ブルー」と呼んでいます。
その「仁淀ブルー」を特に味わえる場所と言われているのが、上流域に位置する「にこ淵」「中津渓谷」そして「安居渓谷」なんです。ただ「にこ淵」は川への立ち入りが禁止されているということで残念ながら却下。子ども達にとって「川遊び」のできない川は、「川」ではありませんからね(笑)
ということで、翌朝、朝イチで向かったのは「中津渓谷」。
まさに風光明媚な場所!
中津渓谷には全長約2.3kmの清流に沿った遊歩道が整備され、入り組んだ道を進みながら間近にその美しい渓谷と滝の名所を巡ることができるのが魅力なんです。
がしかし、我々の目的は清流ダイブ!
普段はビビりな息子なんですが、何故かダイブが大好き(笑)
水しぶきの音と共に「気持ちイイぃ~!」と連呼する子ども達。
ダイブに少々疲れたら、手を取り合って「スカイビング」!
飽きることなくダイブしまくる子ども達。いやぁ、想像以上に楽しい「中津渓谷」での川遊び!
翌日に行く予定の「安居渓谷」は、さらに透明度が高くてヤバいらしい!?ということで更に期待に胸が膨らんだのでした!
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翌朝、目覚めと共にモーニングSUP(スタンドアップパドルボード、通称サップ)で始まる1日。これもマジでサイコー!
がしかし、しばらくすると子ども達の様子がおかしくなりはじめます・・・
そう、アブの大群の襲われ、水上で恐れおののき叫びまくる子ども達!!
「アブに刺された(※咬まれた)ぐらいじゃ死なないから大丈夫!しゃがめ!!」となだめつつも、実はおやじ達も咬まれまくって地味に痛い(苦笑)
朝っぱらから河原での阿鼻叫喚に、さすがにマズいと一旦退散。子ども達はアブがトラウマになりつつも、気を取り直して「安居渓谷」へと向かったのでした。。。
そこは、噂通り「中津渓谷」を凌ぐ、透きとおった清流!
深い水底の場所もあり、私も一緒に潜りまくり。
安居渓谷の中には、さらに「仁淀ブルー」を最も堪能できる「水晶淵」と呼ばれる場所があるんです。そこで潜らないわけにはいかない!と、密かに1人楽しみにしていました。
そしていざ、「水晶淵」へと向かうと・・・
再びヤツらが襲いかかります!
どうやらアブは湿ったものを好むらしく、川で遊びまくっていた我々は奴らの格好のターゲットに。
渓谷をゆっくりと散策しながら楽しんでいるほかの観光客から見ると、シュノーケリングのフィンでアブを追い払いながら奇声をあげて大騒ぎしている我々は、きっと異様な姿に見えるに違いない(苦笑)
もう半泣き状態で帰りたがる子ども達・・・しかし「水晶淵」にだけはどうしても潜りに行きたい私・・・
そこは無理やりにでも連れていきます(苦笑)
確かに「奇跡の清流」や!
透明度がありすぎてよく分からないと思いますが、ここの水深は結構深くなっていて、水の流れも穏やかなこともあり一段と深いブルーに見えるんです!
アブにより子ども達のテンションはダダ下がりの中、1人嬉々とするおやじ。
私もヒビキも、子どもをよく外遊びに連れていくことから「良きパパ!」とのお褒めの言葉を頂くことがある一方、嫁たちからは「結局、自分が一番楽しんでるんでしょ。。。」と冷めたトーンで言われてきましたが・・・
そうやで!!
と開き直っておきます(苦笑)
★キャンピングカー親子旅 in 四国 ~四万十川編~ につづく・・・