こんにちは、Daiです。
地元の「浮き桟橋」を日常的に利用できるようにするべく、今年に入ってから芝浦工業大学の佐藤宏亮教授と共に「TOKYO SIDE-B」という団体を作って、「豊洲地区運河ルネサンス協議会(以下運ルネ)への加盟を目指してきました。
当初の予定では、3月7日の役員会にて加盟が認められる方向で詰めていたのですが、コロナ禍の影響により役員会は延期に・・・
実はその後、7月10日にオンラインでの役員会が開催され、無事に我々の加盟が認められたんです!
その場にて、役員の皆さまから「地域の活性化の為に桟橋を活用してください!」との暖かいお言葉を頂けました。
やったぜ!
これで、ようやっと「柵越え」のゲリラを卒業して、オフィシャルな形で桟橋が利用できるようになる!と胸を撫でおろしたのも束の間・・・
コロナ禍により大学の施設が閉鎖中となっている当面の間は、桟橋の利用も難しい(大学が桟橋の鍵を管理しています)ということに。。。なんとも嬉しいやら、悲しいやら。
世の中、なかなか思いどおりにいかないものです(苦笑)
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そんな中、ふとしたキッカケで夢の島マリーナや豊洲の東電掘にてヨットスクールを主催されている「セイラビリティ東京」の藤原治郎代表から「水辺の活動を一緒に盛り上げましょう!」とお声をかけて頂きました。
行政や海上保安庁(以下「海保」)等の関係各所との調整の必要から、東京での水面利用の難しさを熟知されている藤原さんにアドバイスを頂きながら、「如何にして豊洲の運河にSUP(スタンドアップパドルボード、通称サップ)を浮かべるか!?」ということを検討。
行政や海保は実績があることを重視し、許認可制度に書かれていることを前提とするので、我々のような「前例のない取り組み」に対しては、ハードルは高くなります。
それに対抗するには、グレーな部分の解釈の仕方を考えて、抜け道を探すしかない!?
桟橋を管理している「豊洲パークマネジメントJV」の室橋所長にもご意見を頂きながら、セイラビリティ東京が主催するヨット教室の機会に合わせ、「非動力船」や「個人の一般利用」というキーワードで解釈すれば、桟橋の利用も含めSUPを浮かべられるのではないか!?というところまでこぎつけたのですが・・・
それでもやはり、最終的に海保への申請内容に変更届を出す必要性が。
わざわざ変更申請をして頂くことで、皆さまにご迷惑をおかけするわけにもいかず、今回は断念することに。
藤原さん、室橋さんのお二人とも「水辺開放への想い」に非常に共感を頂けているんですが・・・それぞれ行政や海保との関係や立場もあります。
皆さまから応援をして頂ける気持ちを大切にしながら、行政や海保に向けて何かしらTOKYO SIDE-Bとしての「実績」を作る手段を考えなければ、と。
世の中、なかなか思いどおりにいかないものです(苦笑)
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今年の6月に開業した商業施設「ウォーターズ竹芝」にて「竹芝から東京の水辺を変えよう!」というコンセプトをサポートをされている水辺総研の代表でミズベリング*1のディレクターを務められている岩本唯史さんから、ピコッと連絡が届きました。
「これ、Daiさん!?」
都心のオアシス「浜離宮恩賜庭園」に面し、公園の美観と都市の景観が融合した素晴らしい場所に位置する「ウォーターズ竹芝」の目玉の1つとなる人工の「干潟」の前で、早朝にSUPを楽しんでいる姿が防犯カメラに。
防犯カメラの画像で身元が割れるのが、我ながらウケる(苦笑)
ちなみに私からの視界はこちら ↓
そして話は、秋に「ミズベリング イーストベイTOKYO」が主催する「水辺の大実験」というイベントにて「SUPで桟橋の活用をしてくれない!?」とのお誘いに。
豊洲のお隣、東陽町の汐浜運河にて開催される水辺イベントとのことで、即承諾!
江東区に本社のあるスーパーゼネコンの竹中工務店さんが、江東区を水辺の街として新たな価値を生み出そう!と考えた「東京イーストベイ構想」。その一環として新たに運河に設置した簡易桟橋の活用、というのがその趣旨のようです。
今回の企画は「実験的活用」という立て付けということあり、一般の方向けのSUP企画はない(横浜の水辺荘による「メガSUP」は体験可能!)のですが、桟橋活用の一環として、仲間と一緒にデモンストレーションすることになりました。
これで、行政や海保に対して「地元の運河でオフィシャルにSUPをした」という実績ができるかも!?と、心待ちにしていると・・・
開催日は台風の影響にて延期に。。。
さらに、翌週も荒天の為、11月15日(日)に順延・・・
世の中、つくづく思いどうりにいかないものです(苦笑)
*1: 「水辺に興味のある市民や企業、そして行政が三位一体となって『新しい水辺の活用法』を創造していこう!」という国交省のプロジェクト