★『南伊豆 SURF SHACK ~第1話~ 修行開始の巻』はこちら
★『南伊豆 SURF SHACK ~第2話~ 地方の必需品の巻』はこちら
★『南伊豆 SURF SHACK ~第3話~ 広島へGo!の巻』はこちら
南伊豆のサーフ拠点「NANZ SURF SHACK」に駐車しておく中古の軽自動車を探していたところ、広島在住のオーナーの車に一目惚れ。飛行機で広島へと向かい譲って頂くと、そのまま陸路で南伊豆を目指す「気まぐれ車中泊の旅」がスタート。まずは広島から380km先の滋賀県「琵琶湖」に向けて出発したのでした・・・
本場の「広島風お好み焼き」でお腹を満たすと、これから始まる南伊豆までの長い道のりに妙な興奮を覚えながら高速道路へと乗りこみます。
なんともスピードの出ない軽自動車が故、のんびりと車のハンドルを握りながら、近畿地方まで一緒に行けそうな長距離トラックのナンバーを物色してみたり、Spotifyから流れるPUNKに合わせて大声で歌い始めてみたり・・・
途中、激しい雨に見舞われたこともあって予定よりも遅れ、日付けが変わってから目的地である琵琶湖湖畔の道の駅に到着したのでした。
道中、大阪あたりで美味いものを食べて飲んで、一泊しても良かったのですが、何故に琵琶湖を目指したかというと・・・
「琵琶湖SUP」の為!
広島へ向かう途中、以前「近江八幡の水郷SUP」でお世話になった「水上さんぽ滋賀」を主催する里さんに連絡をとり、琵琶湖SUPツアーのお願いをしていたんです。
深夜に到着したこともあり、翌朝、漕ぎ出して初めて目にする琵琶湖のデカさと広い空にビビる。。。
今回、里さんには琵琶湖の最狭部にかかる琵琶湖大橋の南側である通称「南湖」を中心にご案内頂き、江戸の浮世絵師、歌川広重の描いた「近江八景」に象徴される美しく、そして歴史を感じさせる水辺を体感します。
また、地域の歴史的背景以外にも、里さんがSUPイベントやツアーを主催されている上での行政との関わりや気をつけられていることなどについて、興味深い話もお伺いすることができ、非常に有意義なSUPクルーズとなったのでした。
漕ぎ終えた後は、琵琶湖を一望できる温泉にゆっくりと浸かり、滋賀のソウルフード「近江ちゃんぽん」を食べてながら、次の目的地を検討します。
とりあえず、静岡県の浜松や焼津あたりの美味しそうな海鮮メシ屋なんかを物色するも、既に食欲が満たされていることもあってか、いまいちテンションがあがりません(苦笑)
ちなみに、私には南伊豆へ向かう前に沼津の軽自動車検査協会で「車の名義変更とナンバー変更をする」という大事なミッションがありました。
「雨も降りそうだし、とりあえず沼津まで行っちゃえ!」とアクセルを踏み込むと、この日は沼津にて車中泊&車中晩酌となったのでした。
★★★★★
「気まぐれ車中泊」の旅も3日目。朝イチで軽自動車検査協会へ向かい、スタンプラリーのような窓口を巡る手続きを終えると、無事に念願の「伊豆ナンバー」をゲット!
とりあえず一安心したこともあり、車中泊2泊の疲れを癒やすべく、近くの温浴施設「万葉の湯」に立ち寄ると・・・
これがもう超絶快適!
風呂に入って、仕事して、酒飲んで、ご飯食べて、サウナ入って、酒飲んで、マッサージして、寝て、気づけば翌朝という(笑)
「これは癖になりそうだなぁ」と思いながら朝風呂に浸かり、最終目的地の南伊豆に向けて出発!
昼には、無事に我らのサーフ拠点「NANZ SURF SHACK」に到着し、「気まぐれ車中泊の旅」も終了となったのでした。
いやぁ〜楽しかった!
この3泊4日間で車はすっかり「相棒」感満載に。もうちょっと続けても良かったかも!?なんて名残り惜しくなったりなんかして(笑)