こんにちは。Daiです。
ブログを書くことは楽しく、そしてそれはこれまでには無かった出会いの「広がり」をもたらしてくれました。
面識の無い方からの応援メッセージや、初対面の方から「ブログ読んでます!」と言って頂けることがうれしくて、続けることができたんだとも思います。
一方で、書き始めた当初の目的を見失いはじめたような気がして、「なんで俺はブログを書き続けているんだ!?」とモヤモヤし始めてもいたのも事実。ちょい大袈裟ですけど(苦笑)
そんなとき「平成の終わり」という、便乗するにはもってこいのタイミングがあったことから、私自身一度、立ち止まってみることにしたのでした。。。
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ブログを始めたの時の目的であった「豊洲の水辺を開放してやるぜ!」という鼻息の荒い想い*1は、結果的に仲間とSUP(スタンドアップパドルボード、通称サップ)を不定期に楽しむ程度には実現*2することができました。
いや、それぐらいのほうが余計なトラブルも起きず、個人的にも自由に楽しめることができていいのかなぁ、なんて思ってみたりもしたのですが・・・
やっぱ、つまんねぇ。
はじめて1人で豊洲の運河を漕ぎ出したときのあの感動と興奮はもはや無くなり、都内中心部の水辺開拓の余地もほとんど残っていません。
四季折々のタイミングに合わせ、なんとなく惰性!?で仲間とSUPをしていたのかも。。。
もちろん晴れの日のSUPは清々しく、気持ちの良いものです。楽しみながら体幹を鍛えられるし、運動不足解消にもなることでしょう。
でも、それをしたくてSUPを始めたわけじゃなくね!?と・・・
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昨年の春、娘は新設まもない2期目の中学校に入学しました。
校舎や設備の充実さに驚く一方、学校運営においては試行錯誤な部分も多そうだったのですが、そんな「余白」のありそうな環境が、彼女の主体性や柔軟性を育てる機会に繋がるのでは!?なんて個人的に大賛成だったんですね。
娘は大好きなダンスをするべく、ダンス部に入りたいと考えていましたが、残念ながらその学校にダンス部はありませんでした。
「そんなもん、ダンス部作っちゃえばいいじゃん!」
と私は娘にけしかけます。
「ダンスの強豪校に入って、コンクールで優勝を目指すのも素晴らしいけど、ダンス部自体を作ることに挑戦するのは、同じぐらい素晴らしいことだよ!」
いやむしろ、『ダンスの上手な中学生』は世の中にゴマンといるけど、『ダンス部を作ったことのある中学生』はほとんどいないはず。
「そう簡単にはできないだろうし、うまくいかないかもしれないけど、試行錯誤しながら取り組んでみることに『価値』があるんだよ。ダメ元でやってみ!」とたきつけてみました。
そして、娘はどうやら先生にその件を相談してみたらしい。そこで返ってきた答えは・・・
「顧問の先生が足りていないから難しいですね。。。」
とのこと。
入学式での校長のお言葉は「君たちの挑戦を大いに応援する!」というものでした。
先生の返答は率直なものだったと思うものの、そこは大人の事情ではなく、無理を承知で「いいね!挑戦してみたら!?」と返してくれたらありがたかった(苦笑)
それは訳のわからないオヤジの言葉なんかより、彼女にとってのパワーワードになったはずなのに・・・まぁ、想定内ではありましたが。
「本当にダンス部を作りたいのなら、友達集めて放課後に勝手に練習することから始めてみたらいいじゃん!で、有志で学園祭に参加することを交渉してみて、発表の機会を作ることができたら超楽しくね!?」とさらに勝手なことを言うオヤジ。
結果はどうあれ、自分がやってみたい!と思えたことに対し、思考力や行動力をフル回転させながらその課題や困難に取り組むプロセスは、達成感や挫折感と共に、多くの学びを得ることのできる時間となるはず。
ますます先の読めないこれからの時代を生きる子どもたちにとって、それは豊かな人生を歩む為の重要なスタンスだとも思います。
しかしながら、オヤジのそんな想いをよそに娘は既存のテニス部への入部を決めたのでした。。。
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大人になると、思考停止の思い込みやルール、常識というフワッとした空気感のなかで、評論家よろしく、知った風に他人や世の中についてアレコレと言いがちになりますよね?
さらに親というのは、オノレのことを棚に上げて、偉そうに自分の理想論を子どもに押し付ける存在なのかもしれない、とふと思ったりして。。。
あれっ!?俺もそんなオヤジなのか!?
娘に偉そうに「ダンス部を作れ!」なんて言ってる場合じゃない。。。ちっぽけなことだけど、自分がやってみようと思った『豊洲の水辺の開放』に向けて、「ちゃんとやりきれよ!」という内なる声が聞こえたりして(苦笑)
多くの人にとってどうでもよいことではありますが、近い将来、大人も子どもも日常的に豊洲の水辺で親しむことができる機会や環境を作ることが出来たら、さらに『魅力的な街』になるんじゃない!?という想いを胸に、ゲリラ活動&ブログを再開することにしたのでした。