★『南伊豆 SURF SHACK ~第1話~ 修行開始の巻』はこちら
リアルサーファー・トモテルに誘われ、サーフィン練習の為に南伊豆の彼らの拠点「NANZ SURF SHACK」を訪れてみると、その変化に富んだ海岸線やビーチの美しさに一発でヤラれ、そのままメンバーとなることに。ココでサーフィンの練習をしまくるぜ!と決意した一方、1点だけ気になったことがありまして・・・
団塊ジュニアの私と同年代の方であれば、石川さゆりの歌う「天城越え」のサビ「あまぁぎぃ~ごぉ~えぇ~♫」ぐらいはご存知かと思うのですが、その歌詞って知ってました?
コレ、よくよく聞いてみるとが歌詞が超絶ヤバいんです。もう歌の冒頭Aメロからアレなんですけど、「肩の向こうにあなたぁ~山が燃えるぅ~」なんて、もう完全に「全裸監督」の世界観。
そんな「天城」の峠を、南伊豆までの道中にて度々越えることになるとは(笑)
ちなみに豊洲~南伊豆までの道のりは、車でおおよそ3時間半。その距離と時間があるからこそ、千葉や湘南に比べて海が空いているというのもこれまた事実。
とはいえ、この「九十九(つづら)折り(勾配で急カーブの折り返しで連続している山道)」の運転は地味に疲れるし、なにより時間が勿体無いような気がして・・・
拠点である「NANZ SURF SHACK」にサーフボードや荷物を置いておけることを考えれば、必ずしも車で行く必要もない。そして豊洲からすぐである東京駅から下田駅まで2時間50分、特急「踊り子号」が直通運行しています。
「この移動時間、特急電車の内で仕事できるくさくね!?」
移動時間にワークをし、現地に着いたらバケーション!というのは超効率的で斬新なワーケーションスタイルかも。
ただし、下田駅から「NANZ SURF SHACK」までの道のりや、海に行くための現地での移動手段は必須です。
地方の移動手段といえば・・・
そう、軽自動車!!
今後、伊豆半島ジオパークを開拓するのに、すれ違いすら苦労する細い峠道の攻略は必須。また「NANZ SURF SHACK」メンバー全員が揃った際の駐車スペース問題も。さらにこういうご時世ということもあり、ビーチに車を停める際にローカルの仲間入りとなる「伊豆ナンバー」は地味に欲しいところ(笑)
これは、下田駅のそばに置いておく軽自動車を買うしかない!
ということで、適当にボロい中古の軽自動車を購入することにしたのでした。
★★★★★
現地で使い勝手の良いワンボックスの軽自動車を探すべく、中古車購入サイトやヤフオク、メルカリ、そして現地の中古車屋も調べ始めてみたのですが・・・
「欲しい!」と心が動かされる中古車がない。
潮風にあたるし、現地での移動に使うだけだし、安くてボロい車で全く問題ないとアタマではわかっているものの、「安かろう悪かろう」との考えもよぎり、全くもって「欲しい!」と思えないのです。。。
そんな悩み!?をトモテルに話していたところ、ピコッと送られてきた「CAMP HACK」のこちらの記事。
『 たった10万円で購入した軽バンを「キャンプ仕様」にカスタムする方法 』
そうかっ!この手があったか!
ボロい車を洗練されたカラーリングにし直し、ルックスを良くするべく車体をリフトアップ、そしてキャリア等のアクセサリーを諸々つけて・・・「俺だけの1台」へ。
めっちゃ夢が膨らむ!
車の改造なんてやったことないけど、コーちゃんの基地で「SKY DECK」も作ったことだし、できないことはない!なんて自分自身を鼓舞しながら改めてボロい中古車を探し始めたところ・・・
突然現れたある車に一目惚れ。
それはまさに、オーナー自身が自らカラーリングをし、リフトアップもされ、各種アクセサリーも装備されているという・・・
これから時間をかけて取り組もうとしていることをまさに実現している車。まさに運命の出会い。これを買わずしてどうする、俺!!
がしかし、その車のオーナーは遥か850km彼方の広島県在住。
これは・・・
広島まで行くしかない!
★南伊豆 SURF SHACK ~第3話~ につづく・・・